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MKIが「SAP S/4HANA Cloud」を提供、導入から運用までをワンストップで支援
2018年4月23日 12:06
三井情報株式会社(以下、MKI)は23日、SAPジャパンのクラウドERP「SAP S/4HANA Cloud」を提供開始したと発表した。導入から運用までワンストップでサポートするという。
SAP S/4HANA Cloudは、SAP S/4HANAの機能を迅速に導入できるSaaS型ERP。国内本社で利用しているSAP ERPとスムーズに連携しながら、各国の商習慣にのっとった拠点ごとの独自性を確保できるとのことで、39カ国の税務要件・商習慣と23カ国の言語に対応した、214種の最適化された標準ビジネスフローが用意されるという。
また、クラウドサービスならではのメリットとして、短期間・低コストで導入・稼動できるほか、四半期ごとのアップデートにより常に最新リリース環境を利用可能。現地にITスタッフのいない、小規模な拠点での運用にも対応する。
MKIでは、グローバルにビジネスを展開する企業でのSAP構築経験と、40カ国以上の海外拠点への導入・運用サポート実績を生かして、SAP S/4HANA Cloudの導入から運用までをワンストップでサポート可能とのこと。SAP認定コンサルタントの資格を持つMKIのコンサルタントが、導入アプローチからサポートし、最短4カ月での迅速な立ち上げを支援するとした。
なお同社では、ERPのグローバル展開を検討する企業を中心に、3年間で10社への導入を目標としている。