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アライドテレシスとラストライン、標的型攻撃の被害拡散防止を図るネットワークセキュリティソリューション
2018年4月18日 12:37
アライドテレシス株式会社とラストライン合同会社は18日、標的型攻撃への感染が疑われる端末の通信遮断・隔離をSDN技術を利用して行い、内部への拡散を防止するソリューションを提供すると発表した。アライドテレシスのSDN/アプリケーション連携ソリューション「Secure Enterprise SDN(SES)」と、ラストラインの標的型攻撃対策ソリューション「Lastline Enterprise」「Lastline Breach Defender」を連携させて実現する。
ラストラインの標的型攻撃対策ソリューションでは、フルシステムエミュレーション技術を用いたマルウェア検出技術と、ネットワークフロー解析技術を融合させており、ファイルレスマルウェアやセキュリティ解析回避型マルウェアなど、検知が困難になっているマルウェアを含めた、さまざまな脅威を検出できるという。
一方、アライドテレシスのSESは、SDN/OpenFlow技術を用いて、企業向けアプリケーションとネットワークを連携・連動させることにより、ネットワーク運用管理にかかる工数・コストの削減、およびセキュリティの強化を実現するソリューション。
今回、両社製品が連携することにより、標的型攻撃を受けマルウェアに感染した被疑端末の通信をエッジスイッチにて遮断・隔離し、外部への情報漏えいを防止するとともに、内部での被害拡散防止を図る、ネットワークセキュリティ強化ソリューションの提供が可能になる。
なお今回の連携機能は、アライドテレシスのコントローラソフト「AT-SESC(AT-Secure EnterpriseSDN Controller)」のversion 1.4.2以降で利用できる。