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日本ヒューレット・パッカード、シングルサインオン製品「IceWall SSO」の新バージョンを発表

 日本ヒューレット・パッカード株式会社は、シングルサインオン製品「IceWall SSO」について、新バージョンとなる「IceWall SSO 11.0」を11月1日から販売する。価格は150万円(税別、100ユーザー)から。

 IceWall SSOは、一回の認証手続きで複数の業務システムやクラウドサービスなどへのアクセスを可能にするシングルサインオン製品。

 新バージョンでは、完全に独立した複数の認証リポジトリに対応。それらを独立させたまま、いずれの認証リポジトリにあるアカウントでもIceWall SSOを利用することが可能となり、複数の認証リポジトリがある環境でも、そのままですべての業務システムとクラウドサービスにシングルサインオンが可能となる。

 また、IceWall SSOの個々のモジュール間の通信を、旧バージョンでの独自プロトコルから、インターネット上で標準的に利用されるTLSに変更。IceWallの一部モジュールをクラウドに配置するハイブリッド構成を可能とした。

 このほか、IceWall SSOのアクセスログをビッグデータ解析ツールで分析可能なフォーマットで出力する機能や、IceWall SSOの機能を利用できる汎用的なWeb APIを提供。前バージョンの「IceWall SSO 10.0」からの移行パスを、保守契約を持つ顧客には無償で提供する。