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日立ソリューションズ、Pivotal Cloud Foundryで顧客のデジタルビジネス創出を支援

 株式会社日立ソリューションズは17日、Pivotalジャパン株式会社とのビジネスパートナー契約である「Pivotal Ready Partner Program」を締結し、自社のデジタルソリューションのコンポーネントとして、同社のPaaS基盤ソフトウェア「Pivotal Cloud Foundry」を採用したと発表した。

 日立ソリューションズではこれまで、ソフトウェア開発プロセスの標準化を推進し開発生産性を高める取り組みを行ってきたが、デジタル時代のアプリケーション基盤に必要な機能を検証した結果、Microsoft AzureとPivotal Cloud Foundry、自社が培ってきた業務ノウハウのサービス部品により、デジタル共通基盤を構築したという。

 インフラとして、世界規模のネットワーク、グローバルな拡張性、高いセキュリティを持ったクラウド基盤のMicrosoft Azureを採用するほか、Pivotal Cloud Foundryをサービス/アプリケーションの実行基盤として提供することにより、顧客企業はその上でのサービス開発に専念できるようになる点がメリット。

 また、アイディア創出から価値検証、本番運用までのフェーズを、スモールスタートからビジネスの拡大に応じたスケールアウトまで提供できるとのことで、日立ソリューションズは、ビジネス協創プロセス全般を強力かつ迅速に支援できるとアピールしている。

 なお同社は今後、課金機能をはじめとする自社ソフトウェアパッケージのモジュールをAPIやサービスカタログとして順次搭載し、顧客企業のサービスにおいてスムーズに活用できる形にすることで、サービス開発プロセスの変革を支援するとのことだ。