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NTT、ウェブシステム開発の「Macchinettaフレームワーク」をGitHubで一般公開

 日本電信電話株式会社(以下、NTT)は13日、ウェブシステムを開発するためのアプリケーションフレームワーク「Macchinettaフレームワーク」を一般に公開したと発表した。

 Macchinettaフレームワークは、Java言語向けのオープンソースソフトウェア(OSS)のアプリケーションフレームワークとして広く利用されているSpringを中心に、ウェブシステムの開発において必要となる共通機能の提供と、アプリケーションの基本的な実装手法などをドキュメントとして整備したもの。

 NTTソフトウェアイノベーションセンタが中心となって整備を進めたもので、2014年以降、NTTグループ内のウェブシステム開発や、顧客システムの開発において約300件の適用実績がある。

 NTTでは、今回、Macchinettaフレームワークを一般に公開することで、IT業界の技術者が広く活用することが可能になり、開発の都度、自ら技術検証や実装方法の規定などを実施することなく、ウェブシステムの開発における品質の均一化と生産性の向上を実現することができるとしている。

 Macchinettaフレームワークは、GitHub上で公開している。NTTでは、今後も継続的にMacchinettaフレームワークの機能向上・改善を進めて一般への公開を行い、IT業界の発展に貢献していきたいとしている。

Macchinettaフレームワークの資材構成
MacchinettaフレームワークのOSSスタック推奨モデル