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インテックとFRONTEO、金融機関向けCRM「F3」と人工知能エンジン「KIBIT」を連携したデータ解析サービスを提供開始

 株式会社インテックと株式会社FRONTEOは2日、インテックが提供する金融機関向けCRMソリューション「F3(エフキューブ)」と、FRONTEOが開発した人工知能エンジン「KIBIT(キビット)」を連携した解析サービスの提供を開始した。

 インテックとFRONTEOでは、F3とKIBITのスムーズな連携を行うことで、保有するビッグデータを短時間で効果的に活用できる仕組みを提供し、金融機関が目指す、顧客や地域に向けたきめ細やかな支援の実現をサポートする。

 具体的な活用や効果としては、営業交渉履歴や日報など大量のデータの中に埋もれている営業チャンスの発掘、顧客のライフイベントが発生したタイミングに応じた最適な商品抽出の実現、コンプライアンス遵守の観点での応接記録チェックによる「お客さま本位の取引」の実現、「お客さまの声」に占める満足度の割合や推移の定量値化によるロイヤリティの向上などを想定する。

 両社では、今後さらに活用できる幅を広げ、より多くの金融機関が、適切なコストと期間でビッグデータとAIを生かせるソリューションを構築できるよう、協力していくとしている。