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インテックとゼンリン、住宅地図情報と連携させた金融機関向けクラウド型営業支援サービスを提供へ

 株式会社インテックと株式会社ゼンリンは22日、インテックの金融機関向けCRMソリューション「F3(エフキューブ)」と、ゼンリンの住宅地図ネット配信サービス「ZNET TOWN」を連携させ、新たなクラウド型営業支援サービスを製品化すると発表した。2018年度内のサービス提供開始を予定している。

 F3は、金融機関の日々の営業活動を支援するCRMソリューション。今回インテックとゼンリンでは、このF3と、金融機関の営業活動で広く利用されているゼンリンの住宅地図を連携させ、モバイル端末の利用に特化した営業支援機能、地図情報と、GISが持つ最新機能を組み合わせた営業支援サービスを製品化するという。

 このサービスは、モバイル端末の利用に最適化されたUIを搭載するほか、CRMと活動計画の連携により、訪問候補先を自動ピックアップして地図上へ表示したり、渉外員の行動データ解析による最適な活動計画ナビゲーションを行ったりすることが可能になる予定。このほか、訪問活動計画から自動ルート検索を実行してユーザーへ提示する機能や、GPSデータと連動した行動管理の自動化機能も搭載されるとした。

 すでに、ファーストユーザーとして株式会社中国銀行での採用が決定しており、2019年3月の運用開始を予定する。