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JSOL、業務プロセス自動化をトータルに支援する「JSOL SmartPRAS」

 株式会社JSOLは19日、業務プロセス自動化サービス「JSOL SmartPRAS(Smart Process Automation Services)」を提供すると発表した。継続的な業務効率の向上、ならびに働き方改革を含む人的資源の有効活用を目指す企業を支援するという。

 JSOL SmartPRASは、業務プロセス全体を自動化しながら、業務プロセスに付加価値を与える統合サービス。業務標準化のコンサルティングから、業務自動化レベル診断、業務自動化適用ロードマップの作成支援、自動化ツール適用ガイドライン/ルール策定支援まで、幅広く提供可能な「業務自動化コンサルティングサービス」、業種、業務に特化したライブラリを活用することで、業務プロセスの標準化による自動化の実現を支援する「業務ライブラリ適用・導入支援サービス」などをラインアップする。

 また、業務自動化を実現するためのクラウドプラットフォーム(あるいはオンプレミスのシステム)を提供するとのこと。

 特徴は、業務ログデータの蓄積・分析による業務プロセス評価(パフォーマンスモニタリング)、業務プロセスの継続的改善を支援するサービスを組み合わせることで、一足飛びに進化させることの難しい業務自動化レベルを、段階的に向上していける点。

 また、EAIツールによるAPI連携を行うことにより、既存基幹システムや利用中の各種RPAツールへの影響を与えずに、限られた定型作業の自動化から、業務プロセス全体の自動化へと進化できるとした。

業務自動化レベルの定義。JSOLでは、自動運転のレベルになぞらえて定義している

 なおJSOLでは、業務ライブラリの拡充を継続的に行うことで、経理部門、人事部門、購買部門といった管理系の部門にとどまらず、設計・生産管理部門、商品開発部門など、独自性が高い業務にも展開したい考え。販売目標としては、3年で50社からの受注を目指すとしている。