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JBCC、サトー、セイノー情報サービスが協業、物流現場の業務改善を支援

 JBCC株式会社と株式会社サトー、株式会社セイノー情報サービスの3社は19日、物流現場の働き方改革を支援するために協業すると発表した。

 今回の協業では、セイノー情報サービスの倉庫管理システム「SLIMS」と、サトーの庫内業務改善ソリューション「Visual Warehouse」を、JBCCの運用付きクラウド「俺のクラウド」のラインアップに追加し、それぞれ、クラウドサービス「NX倉庫管理」「NX倉庫ナビ」として提供するという。

 このうちNX倉庫管理では、リアルタイムな作業進ちょく管理と物流センターの管理機能を提供し、誰もが一定の作業品質で入出荷業務を遂行できるように支援するとのこと。価格例は、月次出荷明細1万件まで、1サーバーの場合で月額15万円。

 一方のNX倉庫ナビは、入出荷作業の最短経路を「画像の指示」と「音声」でナビゲーションするサービス。誰もが最適なピッキング動線で作業を行えるようにすることで、流動的な要員の即戦力化を支援するとしている。価格は、1サーバー月額30万円から。

 3社では、これらのサービスを活用することで、業務プロセスの最適化や作業の標準化を実現し、業務経験に依存しないさまざまな人材活用を可能にするほか、適材適所の人員配置、作業の属人化の排除、省人化実現にも寄与するとアピールしている。

 また、すでにサービス提供を行っているERPパッケージ「NX販売支援」とも連携し、受注処理から入出荷作業まで、物流業務をトータルにサポート可能とのことだ。