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デル、中堅企業の“ひとり情シス”支援として、PC運用のライフサイクル支援ソリューションを強化

 デル株式会社は11日、中堅企業(従業員100名以上1000名未満)の情報システム部門を支援する取り組みの一貫として、「中堅企業向け推奨モデルPC」と「お客様カルテ」を提供開始すると発表した。

 デルの独自調査によると、国内の中堅企業は45%が従業員を増員しており、PC端末を増設する一方で、約30%の企業が“ひとり情シス”体制での運用を強いられているため、端末管理の負荷が高まっているという。

 また多くの中堅企業では、PCの導入作業は情シス担当者以外の社員を動員して実施されているとのことで、属人的な作業はミスを誘発しやすい上、働き方改革を妨げる要因になってしまっている。そこでデルでは、すでに提供しているソリューションに加えて、「中堅企業向け推奨モデルPC」「お客様カルテ」を追加し、PCの「導入検討から廃棄更新」まで、ライフサイクル全般を支援するサービスを提供。中堅企業の課題解消を支援するとのこと。

 今回提供する「中堅企業向け推奨モデルPC」では、中堅企業向けの売れ筋デスクトップPCである「OptiPlex 3050 SF」を特別価格で販売する。Intel Core i3-7100(デュアルコア、3.9GHz)、Windows 10 Professional(64ビット)、4GBメモリ、500GB HDDといったスペックに、1年間 翌営業日対応オンサイト保守サービス(6営業日9~17時)が付属しており、価格は5万7800円(税別)。2018年4月末までのモデルとなる。

【訂正】

  • 初出時、デルの発表に基づきPCの型番を「OptiPlex 5050 SF」としておりましたが、デルが「OptiPlex 3050 SF」に修正したため、記事中も記載をあらためました。

 一方の「お客様カルテ」は、過去の発注履歴、製品詳細、サポート履歴を把握できるようにするサービスで、資産管理工数の削減が期待できるとのことだ。

お客様カルテ