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ワークスモバイル、カレンダーやフォルダ、同時通話機能などを搭載したビジネスチャット「LINE WORKS 2.2」

 ワークスモバイルジャパン株式会社は7日、ビジネスチャット「LINE WORKS」において、60以上の機能を追加した新版「同 2.2」を提供すると発表した。

 LINE WORKSは、LINEの兄弟会社であるワークスモバイルが開発している、法人向けのコミュニケーションツール。ビジネスチャットの「トーク」機能、掲示板で情報を共有できる「ホーム」機能、メール、カレンダーなどのグループウェア機能を搭載しているほか、LINEとほぼ共通したインターフェイスで利用できるため、特別な教育をすることなく、直感的に使える点も特徴という。

 今回の新版では、予定やイベントなどをチームメンバー間で共有・管理する「チーム/グループカレンダー」、トークルーム内でやり取りした資料や画像などのファイルを自動的に専用フォルダに保存する「チーム/グループフォルダ」機能を搭載。

 トーク関連において、特定のメンバーを指定してトークを送信するメンション、外部ユーザーへの自動応答(返信)、メッセージのノート保存、メッセージの一括転送をはじめ、さまざまな機能強化を実施したほか、ノートの投稿容量も拡張された。

 さらに、トークの通話機能が強化され、最大200人と同時に通話ができるグループ音声・ビデオ通話機能に対応した。

 このほか「トークBot API」を拡充し、ボタンメニューやリスト表示など、さまざまな入力・表示テンプレートに対応。テキスト入力することなくボタンをタップするだけでBotに回答を送信したり、Botから入手した情報を見やすいリスト形式で表示したりするなど、利用者が、より直感的にBotを利用できるようになった。

 管理者向けには、外部のMDMサービスと連携した利用デバイス制限機能(iOS端末のみ)を提供するほか、トークのコピー禁止、データ保持期間設定、ファイルのアップロード制限などのセキュリティ設定を、ベーシック/プレミアムプランにも新たに提供する。