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日立システムズ、HCIソリューションの「VDI Windows10向け高性能モデル」を販売開始

 株式会社日立システムズは1日、「ハイパーコンバージド・ソリューション」のラインアップに「VDI Windows10向け高性能モデル」を追加し、販売を開始した。

 VDI Windows10向け高性能モデルでは、NVIDIAの仮想GPUソリューションを搭載したSuper Micro Computerのハードウェアを利用したハイパーコンバージドインフラ(HCI)と、Windows 10への移行サービスや移行後の運用サービスなどの付帯サービスを含め、クライアント環境をトータルで提供する。

 NVIDIAのGPUを搭載することで、グラフィックスリソースを多く使用するWindows 10やアプリケーションも快適に利用できる。さらに、VDIシステムとしてヴイエムウェア株式会社の「VMware Horizon」をあらかじめセットした状態で提供。製品を活用することで、セキュリティ対策の強化やシステム運用効率化、働き方改革の推進にも寄与するITインフラを低コストかつ短期間で導入できるとしている。

 運用・保守面では、ヴイエムウェアの認定プレミアパートナーで、国内で唯一のスーパーマイクロ保守パートナーである日立システムズが総合受付窓口を設け、仮想化ソフトウェアとハードウェアに関する問い合わせの双方に対応する。ハードウェアにトラブルが発生した際には、全国約300カ所のサービス拠点網を生かし、オンサイト対応などの保守サービスを提供する。

 また、ニーズに応じてVDIシステムの運用業務を代行するほか、エンドユーザーに対するヘルプデスク業務の代行、クライアント端末の調達、キッティング、維持・保守なども含めたサポートにも対応する。

 製品の構成は2U・1ノード(3台)/オールフラッシュモデルで、規模は128クライアント程度。価格は1800万円から。日立システムズでは、クライアント環境の刷新に合わせてWindows 10のVDI化を検討する企業や団体向けに製品を拡販し、2020年度末までに累計20億円の売上を目指す。