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MKI、Azure Stack環境のPoCなどハイブリッドクラウド活用に向けた支援サービスを順次提供

 三井情報株式会社(以下、MKI)は28日、Microsoft Azure、ならびにAzure Stackに関連したサービスを提供すると発表した。

 日本マイクロソフトでは、パブリッククラウドサービスのMicrosoft Azureを提供すると同時に、同様の機能をオンプレミス環境でも利用可能にするソリューションとして、Azure Stackを国内でも本格的に展開するようになった。

 従来のハイブリッドクラウドは、パブリッククラウドとオンプレミス環境を単純にネットワークでつないだだけのものが多く、両環境間のサービスメニューやアーキテクチャの互換性によって、制約が生じることが多かったという。

 しかしMicrosoft AzureとAzure Stackによって実現される“Azure”のハイブリッドクラウドでは、パブリッククラウドとオンプレミスの両環境間において、運用管理手法やアプリケーション開発手法までも共通化できるため、企業のIT基盤において、大きな生産性の向上が見込めるとのこと。

 こうした状況を受けMKIでは、Azure Stackを利用したハイブリッドクラウドの導入を検討する企業などに向けて、実機を利用したハンズオントレーニングやアプリケーションの動作検証を支援する「Azure Stack PoCサポート」を提供する。

 MKIは早くからAzure Stackの活用に取り組んでおり、Azure Stack PoCサポートサービスでは、Azure Stackに精通する技術陣が、顧客企業のハイブリッドクラウド導入に向けたPoCをサポートできるとアピールしている。

 このほか、マイグレーションツール「CloudEndure」を利用したAzure環境への移行評価支援サービス、ExcelベースのデータをWebブラウザからアップロードするだけで、簡単に需要・市況の予測・可視化ができる汎用予測ソリューション「MKI Predictive Analytics Service on Azure」など、さまざまなサービスを展開するとした。