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MBSD、Microsoft Azure環境向けのセキュリティ監視サービス 情報収集から有人解析までを一貫して提供

 三井物産セキュアディレクション株式会社(以下、MBSD)は20日、Microsoft Azure環境向けのセキュリティ監視サービスとして、「クラウドセキュリティ監視サービス secured by Alert Logic」を提供開始すると発表した。価格は月額20万円(税別)から。

 このサービスは、米Alert Logicの技術・ノウハウなどを活用し、Azure環境のセキュリティインシデントを発見する監視サービス。インシデントの発見から解析までを迅速に行うために、限りなく自動化している点が特徴という。

 また、ユーザー企業の環境に設置する情報収集センサーから、独自の脅威情報を集約したビッグデータ解析、セキュリティアナリストによる24時間365日の有人解析までを一貫して提供することで、ユーザー企業への負担を抑えて導入できるとした。

 さらに、情報収集センサーをオンプレミスとクラウド双方の環境に設置することにより、ハイブリッドクラウド環境をシームレスに監視するも可能。既存のオンプレミス環境からクラウドへの移行を検討中の企業や、Microsoft Azure Stackを活用し、オンプレミスとクラウド双方を活用する場合でも、柔軟にサービスを利用できるとのこと。

 ラインアップとしては、IDS/WAF/ログ管理/脆弱性検査の各機能と、24時間365日体制のセキュリティ監視サービスを提供する「Cloud Defender」、IDS/脆弱性検査の両機能と、24時間365日体制のセキュリティ監視サービスを提供する「Threat Manager」の2つを用意した。

 なおMBSDでは、Amazon Web Services(AWS)に特化したセキュリティ監視サービス「AWSセキュリティ監視サービス secured by Alert Logic」も2016年9月より提供しており、AWSのクラウド環境についても、同様のサービスを利用できる。