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SRA OSS、使いやすく改善したZabbixのフロントエンド「Premija Viewer for Zabbix」をベータ提供
2017年11月17日 06:00
米SRA OSS 日本支社は16日、オープンソースの統合監視ソフトウェア「Zabbix」の監視画面として、「Premija(プレミア) Viewer for Zabbix」のβ版をリリースすると発表した。
Premija Viewer for Zabbixは、Zabbixのシステム監視担当者がモニタリングするビューワー(フロントエンド)。Zabbixのユーザーから、「より使いやすいZabbixのフロントエンド」「商用の監視ソフトウェアからの乗り換えでも違和感なく使えるフロントエンド」を求める声があるため、シンプルかつ使いやすく、商用監視ソフトのユーザーにも親しみやすい画面を目指して開発したという。
これを利用すると、複数のZabbix Serverの監視結果を1画面に統合して監視できるほか、イベントの検索条件が大幅に追加された。
また、ノードツリーおよびノードマップで監視対象ホストの配置を表示し、監視対象を可視化可能。さらに、障害対応状況の管理・把握を明確化できるよう、イベントごとに最新の障害対応コメントを表示したり、複数イベントに対するコメント入力や手動クローズを一括で実行したりすることが可能になっている。
なお、β版の提供を開始した後、数カ月間のフィードバック期間と追加機能実装を行った後に、サブスクリプション形式にて販売する予定。β版については、製品のWebサイトから問い合わせを行った企業などに対して、個別に提供するとしている。