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SRA OSS、Zabbixサポートサービスで「pg_monz」のサポートを開始

 米SRA OSS 日本支社は7日、オープンソースの監視ソフトウェア「Zabbix」向けサービス拡充の一環として、「Zabbix サポートサービス」をリニューアルすると発表した。PostgreSQL用の監視テンプレート「pg_monz」のサポートと、情報配信サービス、ナレッジデータベースのサービスを開始する。

 「Zabbix サポートサービス」は、ラトビアのZabbixが開発している監視ソフトウェアZabbixのサポートを提供するサービス。監視データを投入・蓄積するZabbix DBにPostgreSQLを利用した場合は、そのPostgreSQLを含めてサポートを提供している。このZabbix DBは、性能面でのボトルネックになることがあるため、同社のサポートサービスを利用すると、より安心してZabbixを利用できるとのこと。

 今回は、そのサポートサービスにおいて、TISとSRA OSSが共同開発し、オープンソースで提供しているPostgreSQLの監視テンプレート「pg_monz」のサポートを開始した。pg_monzは、PostgreSQLのシングル構成だけでなく、pgpool-IIやSR(Streaming Replication)を利用したクラスタ構成にも対応するので、より高度で詳細なPostgreSQLの監視が可能になるという。

 「Zabbix サポートサービス」の価格(税別)は、インシデント数が無制限でサポート範囲も広い「Zabbix サポート Unlimited」が年間120万円から。インシデント数が20までの「Zabbix サポート 20」が年間70万円から。

石井 一志