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双日システムズのクラウド型EAI「PolarisGate」、データ連携フローの開発環境を提供

 双日システムズ株式会社は、クラウド型EAIサービス「PolarisGate」のオプションとして、データ連携のフローをユーザー自らが作成できる「PolarisGateフロー作成環境提供プラン」を、11月8日より提供開始した。

 「PolarisGate」は、ERPやCRMなど、さまざまなアプリケーションとの連携モジュールが標準装備されたEAIクラウドサービス。イスラエルMagic Software Enterprises(MSE)のシステム連携ツール「Magic xpi」を利用して提供されており、月額3万円から利用できる低価格と、使いやすさ、ノンコーディングでデータ連携を行える点などが特徴という。

 従来、連携フローは双日システムズが作成したものを提供してきたが、カスタマイズへのニーズが高まっていることを受け、フロー作成環境を新たに用意した。

 Magic xpiで用意されている全アダプタ・コネクタ群を定額かつ安価に利用できるほか、フローの作成環境は、DaaS「Amazon WorkSpaces」上で提供されるので、オンプレミス環境へのインストールや環境設定、保守作業などは不要。自社サービスの連携フローを作成したいシステムベンダーや、社内の業務効率を高めるためのPDCAサイクルを回したいユーザー企業などは、初期コストを抑えて開発を開始できるとしている。

 価格は、PolarisGateが月額3万円から、PolarisGateフロー作成環境提供プランは月額5万円から。