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双日システムズ、EAIクラウド「PolarisGate」がクラウド型電話APIサービス「Twilio」と連携

 双日システムズ株式会社は7日、ノンコーディングEAIクラウドサービス「PolarisGate」が、株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ(KDDI Web)のクラウド型電話APIサービス「Twilio」とのデータ連携に対応したと発表した。

 PolarisGateは、イスラエルMagic Software Enterprises(MSE)のシステム連携ツール「Magic xpi」を利用して提供されているデータ連携サービス。SAP、Salesforceを初めとする各種システムとの連携モジュールが標準装備されており、データ連携に関するプログラム開発が不要になるほか、月額3万円から利用できる低価格と、1カ月単位で利用できる柔軟性が特長という。

 一方のTwilioは、電話とインターネットをつなぐクラウドサービス。電話やSMSの受発信、音声の録音など、さまざまな機能を利用可能で、公開されたAPIをWebサイトやアプリケーションなどに組み込むだけで、簡単に電話機能を持つステムを構築できるとのこと。

 今回の連携対応により、基幹システムやCRMなどのプログラム改修をせずに、電話サービスとの連携が可能。Web APIに対応したアダプタを用意しているので、パラメータ設定だけで連携できるほか、PolarisGateはコマンドラインでの操作も行えるので、URL転送のためのコマンドラインツール「cURL」を用いた連携もサポートする。

 またPolarisGateは、Twilioの電話やSMSの機能を時間指定で動かせることから、毎日決められた時間に電話をしたり、一定の間隔で電話をかけたり、といった動作に対応できる。さらに、それらの応答履歴をデータベースやBIシステムに連携することも可能とした。

 なおPolarisGateは、すでにクラウドメールサービス、クラウドFAXサービスとの連携にも対応しており、今回のTwilio連携によって、メール、FAXに加えて電話やSMSといった通信インフラを、安価かつ短期間で提供できるクラウドプラットフォームを実現。Webサービスの認証やインシデント発生時の発報への対応や、キャンペーンなどによる一時的なインフラ拡張への対応、などが可能になったとしている。