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Sansan、データ連携クラウド「PolarisGate」などでマーケティング業務の工数を削減

 日商エレクトロニクス株式会社(以下、日商エレ)とCData Software Japan合同会社(以下、CData)は13日、Sansan株式会社が、日商エレの提供するデータ連携クラウドサービス「PolarisGate」と、CDataが提供する「CData ODBC Driver」を採用したと発表した。

 Sansanでは、自社のサービスをより効果的に利用してもらうべく、顧客との電話の内容に応じてメール配信する情報を選別している。この配信作業は業務アプリクラウド「kintone」上から手作業で行っていたが、ユーザー数の増加に伴い対応しきれなくなっていたほか、メール配信ミスや漏れが起こらないように、二重のチェックを行う必要もあったという。

 そこで、より効率的なコミュニケーションを実現するべく2017年3月からMarketoを導入したものの、kintoneとMarketo間で配信リストを共有する作業は手動で行っており、毎回、4ステップの作業を実施する必要があったとのこと。

 同社では、こうした状況を改善すべくPolarisGateとCData ODBC Driverを採用。1ステップで作業が完了するようになったため、作業工数を大幅に短縮できたとした。

 なお具体的には、kintoneで管理している顧客情報の中から、メール配信対象の顧客情報を抽出しMarketoのリストへ反映。またMarketoでのメール配信履歴をkintoneの顧客情報のコンタクト履歴に反映、といった作業を行っている。