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SCSK、ExcelライクなWebアプリ作成・運用クラウド「CELF」にRPAエンジンを搭載へ

 SCSK株式会社は7日、Webアプリ作成・運用クラウドサービス「CELF(セルフ)」にRPAエンジンを追加し、企業向けに提供すると発表した。2018年4月の提供開始を予定している。

 「CELF」は、Excel感覚で現場担当者が簡単に業務アプリを作れるクラウドサービス。現場で必要とされる売上データの集計業務やマスタデータの管理業務などを、Excelのような操作感で容易に作成できる。

 一方で企業においては、作業の効率化・自動化を支援できるRPA(Robotic Process Automation)への関心が高まっているが、現場での業務が整理されていないことやデータが一元管理されていないこともあり、RPA導入にあたっては、多くの時間とコストが発生してしまうという。

 SCSKではこうした状況の中、現場業務の整理とともに、システム化による個別業務の最適化を行うといった「CELF」のコンセプトが、RPA導入の下地になると判断。「CELF」のWebアプリ作成機能とRPA(Robotic Process Automation)エンジンを融合して提供することにした。

 まず2018年2月より、「CELF」の既存ユーザーを対象としたβ版を提供。実験・検証を踏まえた上で、2018年4月の製品提供開始を目指すとしている。

 提供予定価格は、1台あたり月額4500円。

SCSK、ExcelライクなWebアプリ作成・運用クラウド「CELF」にRPAエンジンを搭載へ