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富士ゼロックスがドキュメント共有クラウドをリニューアル、値段据え置きのまま容量を10倍以上に拡大

 富士ゼロックス株式会社は6日、ドキュメント共有クラウドサービス「Working Folder」をリニューアルすると発表した。Amazon Web Services(AWS)を基盤として採用したほか、キャビネット容量を従来の10倍以上に拡大するなどの強化を行っている。

 Working Folderは、社内外の関係者とセキュアにファイル共有を行えるクラウド型文書共有サービス。複合機のジョブフロー連携を利用してアップロードしたり、受信したファクスをペーパーレスで自動振り分けしたり、といった複合機連携にも対応している。

 今回はこのサービスの基盤としてAWSを採用し、ユーザーの業務を止めない十分な機器構成・運用体制のもとで、ビジネス仕様の高いセキュリティ環境を提供できるようになったという。

 また、価格は据え置きのままでキャビネット容量を拡大。Working Folderでは基本サービスで100GB(最大5TB)、上位の「Working Folder Plus」では基本サービスで600GB(最大50TB)の容量を提供する。

 価格は前述の通り以前の料金から変更なく、Working Folderの基本サービス(10ユーザー)が月額3500円(税別)、Working Folder Plusの基本サービス(10ユーザー)が月額1万1500円(税別)。富士ゼロックスでは、両サービス合計で、年間5000契約を目標としている。