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菱洋エレクトロ、ウォッチガードと販売店契約を締結、多層防御型アプライアンス「Fireboxシリーズ」を販売
2017年11月2日 06:00
菱洋エレクトロ株式会社は1日、ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(以下、ウォッチガード)と販売店契約を締結し、多層防御型アプライアンス「Fireboxシリーズ」の販売を開始すると発表した。
ウォッチガードが展開する「Fireboxシリーズ」「Firebox Vシリーズ」は、企業のネットワークが必要とするセキュリティ機能を集約したアプライアンス製品。ウイルス、不正浸入、迷惑メール、ネットワーク攻撃や標的型攻撃、ランサムウェアといったさまざまな脅威に対し、プロアクティブな対策を可能とする。
電子メールなどで送られてくる疑わしいファイルやURLを、クラウド上のサンドボックスで試験的に起動し、ウイルスが含まれているかどうかを検査する「APT Blocker」や、端末側のシステムに侵入したウイルスが引き起こす異常行動を捉える、ふるまい検知機能の「ホストセンサー」、ゲートウェイや端末、インターネット上で発生している脅威を検知・分析し、スコア付けから総合判断を行うことで適切に対応する「Threat Detection and Response(TDR)」などの機能を備える。
菱洋エレクトロでは、サイバーセキュリティ対策において攻撃者の行動を時系列に分析した「サイバーキルチェーン」を考慮し、エンドポイントとネットワークの2つの観点からソリューションを展開。すでに販売を開始している「次世代エンドポイントセキュリティ」と「ネットワーク上の統合脅威管理(UTM)」を組み合わせることで、サイバーキルチェーンにおける対策を包括的なものにする。
また、注力して取り組んでいるIoT分野においては、そのプラットフォームとなるWi-Fi環境に対して、「WatchGuard Wi-Fi Cloud」により、セキュアで安定したIPトラフィックを提案するとしている。