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ウォッチガード、中堅・中小企業向けUTMアプライアンス「Firebox T30/T50」
(2016/2/17 15:59)
ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社は17日、企業向けUTM(統合脅威管理)アプライアンスのFireboxファミリーとして、新モデル「Firebox T30/T30-W」「Firebox T50/T50-W」の4機種を投入したと発表した。
Firebox T30およびT50は、中堅・中小規模企業(SMB)や、リモートの事業所、支社/支店など分散型エンタープライズに特化した小型アプライアンス製品。
性能面では、ファイアウォールスループットは最大1.2Gbps、UTMスループットは最大165Mbpsを実現し、昨今の暗号化通信にも対応。Firebox T30-WおよびT50-Wでは、IEEE 802.11ac規格によるWi-Fi接続に対応する。
AC電源の確保を不要にするPoE給電ポートが標準で装備され、アクセスポイントや監視カメラなどを容易に設置できる。このほか、管理者によりあらかじめ構成情報を設定して準備できる「RapidDeploy機能」、マルウェアをフルシステムエミュレーション(CPUとメモリ含む)によるクラウドベースの次世代型サンドボックスにより検出する高度なマルウェア検知、SHA-2対応の暗号共通処理などの機能を備える。