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ウエスタンデジタル、エンタープライズ向けオールフラッシュストレージ新製品

 米Western Digital(以下、ウエスタンデジタル)は7日、最新のオールフラッシュストレージプラットフォームを、エンタープライズおよびクラウドデータセンター顧客向けに、8月より出荷開始すると発表した。

 新たな2U24フラッシュストレージプラットフォームは、2ラックユニット(2U)の筐体に、12Gbps SASまたは6Gbps SATA のインターフェイスをサポートする2.5インチスモールフォームファクター(SFF)を24スロット装備。大容量・高性能を実現し、データベース、仮想化統合基盤、リアルタイムのビッグデータ分析、HPC(高性能コンピューティング)、ビデオストリーミングやメディアサービスなど、エンタープライズクラスのワークロードの厳しい要求に対応できる設計となっている。

2U24フラッシュストレージプラットフォーム

 前モデルに比べて2.3倍以上となる470万IOPSのランダム読み取り性能を達成し、最小構成12TBから最大184TBまでの容量構成で提供。搭載SSDとして、SAS接続型の「HGST Ultrastar SS200」またはSATA接続型の「SanDisk CloudSpeed Gen II SATA SSD」を選択でき、スケールアウトおよびスケールアップ環境に柔軟に対応する。

 新しい2U24フラッシュストレージプラットフォームは、8月後半からHGSTブランド法人向け製品の販売代理店を通じて提供する。また、8月23日と9月13日にキヤノンマーケティングジャパン株式会社と共催する「WesternDigitalフラッシュストレージセミナー」で、新製品について紹介する。