CECとワークスモバイル、チャットボットを利用した報告支援機能をDynamics 365向けに提供

　株式会社シーイーシー（CEC）とワークスモバイルジャパン株式会社（以下、ワークスモバイル）は5日、Microsoft Dynamics 365にワークスモバイルのビジネスチャット「LINE WORKS」を連携させ、入力時のユーザビリティを向上させる「Convergent SNS連携オプション」を発表した。8月1日より提供開始する。

　Dynamics 365は、日本マイクロソフトが提供するクラウド型の業務アプリケーションで、CRMとERPの両機能が提供されている。

　今回提供されるConvergent SNS連携オプションは、このうちCRM機能を対象としたもの。営業担当が営業活動報告などをSFA／CRMに入力する場合、PCを利用するのが一般的であり、時には入力作業を行うためだけに会社に戻ることもあるという。しかしConvergent SNS連携オプションでは、LINE WORKS内のチャットボットと連携することで、会話形式での音声入力によって、活動報告を作成することができる。

　これにより営業担当は、PCでDynamics 365へ入力しなくとも、外出先でスマートフォンに話しかけるだけで、簡単に活動報告を行えるため、営業現場の働き方改革が実現するとのこと。

　また、営業担当の予定をチャットボットがDynamics 365から抽出し、メッセージとして返信する機能も搭載した。スケジュールにアクセスすることなく、使い慣れたコミュニケーションツールで報告するべき予定を取り出せるため、効率がアップするとのことだ。