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博報堂とワークスモバイルジャパン、Salesforce/LINE WORKS/LINE公式アカウントの連携ソリューション「Marsys Sales Tech」を開発

 株式会社博報堂とワークスモバイルジャパン株式会社は7日、マーケティング、セールス、カスタマーサービスの各領域を、Salesforce/LINE WORKS/LINE公式アカウントの連携によりシームレスに統合することで、企業の営業担当者やオペレーターの業務効率化とカスタマーエクスペリエンス(CX)の向上を同時に実現する「Marsys Sales Tech」を開発したと発表した。

 Marsys Sales Techは、企業の顧客接点としても利用されているLINE公式アカウントと、LINEとつながるビジネスチャットのLINE WORKS、顧客管理ソリューションのSalesforceを連携することで、ワンツーワンのデジタル接客を実現し、気付きから購買、アフターサービスまでの全てのコミュニケーションを統合するツール。

 Marsys Sales Techを導入することで、企業側ではマーケティング上の顧客データやLINE公式アカウント、LINE WORKSでのコミュニケーション情報をSalesforceに集約でき、一元管理が可能になる。また、顧客側は、LINE公式アカウントにおけるサービスや営業担当者とのコミュニケーション、購買、アフターサービスまでの一連の体験を、LINE上で一貫して行えるようになる。

 名寄せ機能や、送客機能(営業担当者のLINE WORKSアカウントへの顧客紹介)、営業担当者のLINE WORKSから顧客のLINEへの一斉配信、または個別配信による追客機能、AIによるリコメンド(営業支援)、ビデオ通話機能など、LINE公式アカウントとLINE WORKSを活用したデジタル営業活動を支援する機能を備える。

 また、全てのチャネルにおいてシームレスなデジタル接客を実現するために、柔軟なカスタマイズ性が必要となるケースに対しては、Salesforce連携機能の知見を生かしたカスタマイズサービスを提供。さらに、クライアント企業のDXを推進する戦略組織「HAKUHODO DX_UNITED」が、認知~興味~検討からCRMまで、一気通貫したフルファネル型のマーケティングDXを実践し、システム導入後の活用まで支援するとしている。

「Marsys Sales Tech」利用時の顧客のディスプレイ(商談中イメージ)