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IT統合管理ソフト「ISM CloudOne」と不正接続検知アプライアンス「L2Blocker」が連携
管理外の端末を容易に検出可能に
2017年5月25日 12:42
クオリティソフト株式会社は25日、自社のエンドポイントセキュリティ管理ツール「ISM CloudOne Ver.6」と、株式会社ソフトクリエイトの不正アクセス検知・遮断システム「L2Blocker」とを連携させ、5月30日より提供すると発表した。
ISM CloudOneは、PC、スマートデバイスをはじめ、仮想化環境やプリンタも同一コンソールで一元管理できるマルチデバイス管理ツール。クラウド型で提供されるため、サーバーレスで簡単に導入できるほか、管理者の負担なくセキュリティレベルを把握できる自動脆弱性診断や、外部デバイス制御、操作ログ取得、URLフィルタリングなどさまざまな機能を備えている。
一方のL2Blockerは、ネットワーク内のARPパケットを読み取ることで、社内LANへの不正アクセスを検知・遮断するシステム。不正端末の検知・遮断はWindows PCだけでなく、MacやLinux、UNIX、スマートフォン、タブレットなどの幅広い端末に対して有効という。
今回、両製品が連携することにより、ISM CloudOneで管理している機器などのIT資産情報をL2Blockerと共有し、管理外の端末を検出できるようになる。また、利用を認めていない端末や外部メディアを社内ネットワークに接続させない環境も構築可能になるとしている。
なお、いずれの製品もクラウド版の提供が可能になっているため、両社では、インフラの管理工数を削減しながら、強固なセキュリティ対策をクラウド環境で実現できる点もメリットとして挙げている。