ニュース

IDCフロンティアとVertiv、高負荷環境でGPUサーバーの安定稼働に必要な冷却能力を確認

 株式会社IDCフロンティアとバーティブジャパン合同会社は24日、IDCフロンティアの東京府中データセンターで、液体冷却方式(Direct Liquid Cooling:DLC)を用いた1ラックあたり150kWの高負荷環境を構築し、AI向けGPUサーバーを安定稼働させる冷却運用が可能であることを確認したと発表した。

 IDCフロンティアでは、企業のAI導入の本格化により、高発熱なGPUサーバーを安定稼働させるための液冷対応データセンターへの需要が高まっていることを受け、2025年7月に「DLCハウジングサービス」の提供を発表し、東京府中データセンターと奈良生駒データセンターで展開している。

ー検証実機の正面ー モニターとPCで冷水の温度やポンプ圧力を確認している様子
ー検証実機の背面ー 樹脂配管にPG25(冷媒)を充填し、模擬負荷装置とIn-Rack CDU内で冷媒を循環させている様子