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ソフトブレーン、営業支援システム「eセールスマネージャー」で新たなBI機能を提供

Tableauをエンジンに利用した「eセールスマネージャーRemix Analytics」

 ソフトブレーン株式会社は5日、営業支援システム(CRM/SFA)「eセールスマネージャーRemix Cloud」(以下、eセールスマネージャー)の新版「同 Revision6」を提供開始したと発表した。

 eセールスマネージャーは、営業現場で報告されたデータを蓄積・分析し、営業活動の改善や顧客情報の管理を行うための営業支援システム。各企業に適した営業プロセスを設計し、計測、改善を繰り返しながらマネジメントを行う「プロセスマネジメント」により、利益につながる仕組みを作れるという。

 今回の新版では、ビジネスインテリジェンス(BI)機能の操作性とデータ処理機能の向上を図るため、Tableau Japan株式会社が提供する「Tableau」の技術をもとにした新ユーザーインターフェイス(UI)を搭載し、オプション機能「eセールスマネージャーRemix Analytics」として提供する。

 新たなBI機能では、データの高速可視化とドラッグ&ドロップによる直感的な操作を実現しており、ユーザーによるセルフサービスで、多角的なデータ分析を容易に行える点が特徴。具体的には、レポート内の項目を選択すると、ほかのグラフも連動してその項目にフォーカスした結果が表示される「複数帳票連動」、地域別、県別、国別などのエリア情報と営業データを結びつけて地図上で集計できる「エリア分析」、Excelデータの取り込みなどを行える。

 これらの機能により、蓄積されたデータをもとにした分析の試行錯誤を行えるほか、それを豊富なアウトプットで表現できるようになったため、経営判断に資する高度な分析にも対応するとのこと。

さまざまなグラフでの表現に対応

 eセールスマネージャーRemix Analyticsの価格(以下、すべて税別)は、「Analyticsライセンス」が1ユーザーあたり月額3500円、レポートの作成を行う「Analyticsデスクトップライセンス」が1台あたり月額9500円。また、ソフトブレーンのクラウド環境上のデータを利用する場合に必要なデータ接続用リモート環境費用が1台あたり月額1万2000円。

 このほか、eセールスマネージャー本体の費用が必要となる。