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NECソリューションイノベータ、「緊急連絡・安否確認システム」の最新版を提供開始

人事システムなどとの連携API、専用スマホアプリを新たに提供

「緊急連絡・安否確認システム」システムの全体イメージ

 NECソリューションイノベータ株式会社は14日、事業継続計画(BCP)の初動対応をサポートする「緊急連絡・安否確認システム」の最新版の提供を開始した。

 最新版では、人事情報や組織情報との連携が可能なAPIを提供。システム連携により、人事システムなどのデータを緊急連絡・安否確認システムに取り込むことで、従業員情報の入力作業が不要となり、人手での情報入力によるミスの防止や、データ更新作業の削減を可能とした。

 また、これまでの勤務地や居住地の管理情報に加えて、出張者地域情報の登録も可能にし、出張先で被災した従業員に対しても、安否確認を行うように通知することが可能になった。

 スマートデバイスへの対応についても強化し、スマートフォンやタブレット用の安否登録専用アプリを提供。従来の安否確認メール送信機能に加え、安否登録が必要な従業員に対してアプリにプッシュ型で通知を行うことができ、携帯電話の電子メールを使用していない従業員についても安否登録を可能とした。

安否登録画面(アプリ)

 ユーザーインターフェイス(UI)面でも、ヒューリスティック分析の手法に基づき、システム管理画面に操作性の高いUIを採用。どのデバイスからアクセスしても、文字フォントの見やすさが変わらないレスポンシブルデザインを採用し、メニューの表示方法を改善した。

 システムの価格(税別)は、100IDで月額1万2000円(税別)から。3カ月間の無料トライアルが利用可能。人事情報や組織情報との連携APIについては有料オプション。NECソリューションイノベータでは、今後3年間で、300の企業・団体などへの導入を目指す。