ニュース
テラスカイ、Salesforce組織の最適な管理を支援する「Elements.cloud」を販売
米Q9 Elementsと国内での独占販売契約を締結
2025年6月6日 16:46
株式会社テラスカイは5日、米Q9 Elementsと、Salesforce組織を可視化・健全化するアプリケーション「Elements.cloud(エレメンツ・ドット・クラウド)」に関する日本国内での独占販売契約を締結したと発表した。
「Elements.cloud」は、Salesforce組織を最適に管理するチェンジインテリジェンスプラットフォーム。Salesforce組織の設定、メタデータ、利用状況などを包括的に可視化し、予期せぬエラーやコンプライアンスリスクを低減することにより、Salesforce組織の健全性を維持・向上できるという。
具体的には、Salesforce環境のメタデータを分析し、レポートやフィールドのデータを整理・集計できるほか、複雑なシステムの依存関係を視覚化し、変更がどのように影響するかを評価してくれる。さらに、変更ログのアラート、レポート作成、ストーリー管理といった各種変更の追跡・管理機能も搭載した。
このほか、権限エクスプローラーやメタフィールドを通じてアクセス権限を探索・管理し、アクセス状況やコンプライアンス状況の把握を支援可能。過剰に付与された権限を確認することで、コンプライアンスを削減し、データ漏えいのリスクを軽減する。また、規制に適合した監査証跡も提供されており、ライフサイクル全体にわたるガバナンスをサポートするとした。
テラスカイでは、昨今、Salesforceの導入企業が増加し、企業における活用範囲や開発規模が拡大していると同時に、Salesforce組織の複雑化を招き、結果として変更時の影響範囲特定が困難になったり、未使用の項目や設定などの技術的負債が蓄積してしまったり、といった問題が生じている点を指摘。こうした企業の課題解消を、「Elements.cloud」で支援していくと説明している。