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ゾーホー、UIや検索性を向上させたAD向けログ監査ソフト「ADAudit Plus」新版

 ゾーホージャパン株式会社(ゾーホー)は26日、Active Directory(AD)のログ監視および監査レポート作成を行えるソフトウェア「ManageEngine ADAudit Plus」において、新版「同 ビルド5000」を販売開始したと発表した。

 ManageEngine ADAudit Plusは、ADのログ監視および監査レポートの作成に特化したWebベースのソフトウェア。ADが出力したログを見やすいレポート形式で表示することにより、ログの分析/解析にかかる工数を削減できるという。また、監査で必要とされる200種類以上のレポートを作成可能なほか、アラートを設定することで、セキュリティインシデントの即時検知にも役立つとした。

 新版では、フラットUIを採用して画面を見やすく改良するとともに、検索やレポート表示の処理速度を大幅に改善したという。また、アーカイブファイルに対する検索機能や、全レポートに対するデフォルト表示期間の設定機能を新たに追加している。

 さらにセキュリティ面では、IPアドレスをキーにして、特定のアクセス元以外からADにアクセスしようとする動きを検知し、メールによるアラート通知を行う機能も搭載した。なお同社では、ManageEngineブランドの特権ID管理ソフトウェア「Password Manager Pro」と併用することで、標的型攻撃などで狙われやすいADのドメイン管理者ユーザーのセキュリティを強化できるとしている。