ニュース

日本ユニシス、コンカーの出張・経費管理クラウド「Concur Travel&Expense」を販売

Concur Expense/Invoiceを日本ユニシスグループが採用

 日本ユニシス株式会社は28日、株式会社コンカーと提携し、同社の出張・経費管理クラウドサービス「Concur Travel&Expense」を販売すると発表した。

 Concur Travel&Expenseは、コーポレートカード、交通系ICカード、地図情報など出張・経費にかかわるさまざまなサービスと連携し、従業員の経費精算業務負荷を軽減できる出張・経費管理クラウドサービス。全世界で約4000万人のユーザーが利用し、Fortune500の61%の企業が利用しているという。

 日本ユニシスは人事・会計分野において、過去20数年にわたってERPシステムの構築、導入・運用支援、受託開発を行ってきた実績を持ち、経費精算業務とERPシステムとの連携においても、自社の技術力とのシナジーが大きいと判断して、コンカーと販売提携することになった。

 同社では、ConcurシリーズをERPシステムの顧客を中心に、金融、製造、流通、サービス、公共事業などすべての業種の大手ユーザーに対し展開する考えで、今後3年間で30社への導入を目指す。

 また日本ユニシスグループでは今回、経費精算業務の事務効率向上とワークスタイル変革の実現、経費の可視化、経費マネジメント強化などを目的に、グループ全社の経費精算基盤として「Concur Expense」「Concur Invoice」の採用を決定。2017年1月の本番稼働を予定している。さらに、こうした自社導入の経験をもとに、システム導入や他システムとの連携などで得た独自のノウハウを活用し、導入サポートサービスの提供も計画しているとのことだ。