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日立ソリューションズ、情報漏えい対策を強化した暗号化ソフト「秘文」最新版
安全性が確認できないプログラムから暗号化ファイルへのアクセスを禁止
2016年7月7日 12:09
株式会社日立ソリューションズは、ファイル暗号化ソフトウェア「秘文 Data Encryption」の最新版を8月31日から提供開始する。
最新版では、万が一マルウェアなどに感染した場合でも、第三者に機密データを「見せない」ための情報漏えい対策を強化。「秘文 Data Encryption」で暗号化した機密データに対して、安全性が確認された正規のプログラムだけにアクセスを許可し、マルウェアなど安全性が確認できないプログラムからのアクセスを禁止する。
また、標的型攻撃では、マルウェアによってOSのコマンドやスクリプトなど正規のプログラムが悪用される事例も出てきているが、「秘文 Data Encryption」最新版では、正規のプログラムであっても、その起動元プログラムの安全性が確認できない場合は、同様に機密データへのアクセスを禁止し、復号させないようにした。
製品の価格(税別)は従来と同様で、ライセンス購入型が1クライアントあたり1万円、サブスクリプション型が1クライアントあたり年額5000円。ライセンス購入型は保守費、サーバー費用は含まない。