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NTT東日本、中堅・中小企業のマルウェア対策を支援する「おまかせまるごとアンチウイルス」

 東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)は28日、マルウェア対策ソフトとサポートサービスを組み合わせた「おまかせまるごとアンチウイルス」を発表した。7月12日より提供を開始する。

 「まるごとアンチウイルス」は、ウイルス対策ソフトウェアとその運用支援をパッケージ化したサービス。クラウドを利用した端末一元管理機能や、ランサムウェアをはじめとしたマルウェア対策機能を提供する、ダイワボウ情報システム株式会社(以下、DIS)の中堅・中小企業向けセキュリティソフトウェア「まるごとアンチウイルス」と、エンドポイント端末の遠隔監視・設定業務支援に対応したサポートサービス「ITサポート&セキュリティ for MA」を組み合わせている。

 「ITサポート&セキュリティ for MA」では、セキュリティインシデント発生時に、遠隔監視をしているNTT東日本から顧客へ連絡することが可能なため、事態の早期改善に役立つとのこと。また、設定などを管理者に代わって対応することで、煩雑な作業負担を削減するとした。さらに、端末を一元管理することにより、端末個々のセキュリティレベルが低下することを防げる点もメリットという。

 なお、セキュリティインシデント発生時だけでなく、オフィスにおけるIT機器の使い方などの相談も受け付けるほか、故障・不具合などのトラブルが発生した際には、電話や遠隔でのPC周辺機器の操作、技術スタッフの訪問などによってサポート対応するとのこと。

 「ITサポート&セキュリティ for MA」のラインアップには、電話・遠隔によるサポートの利用回数が月間5回までの「ライト」プランと、サポート利用回数が無制限の「スタンダード」プランを用意し、両プランとも最大100台まで対応する。価格(以下、すべて税別)は、ライトプランの場合、PC台数が1~3台の「プラン・ミニ ライト」が月額1500円、4台~5台の「プラン1 ライト」が月額2600円、16~20台の「プラン4 ライト」が月額1万100円など。スタンダードの場合は、PC台数が1~3台の「プラン・ミニ」が月額4200円、4台~5台の「プラン1」が月額5400円、16台~20台の「プラン4」が月額1万4400円など。

 一方の「まるごとアンチウイルス」は、PC1台あたり月額500円。