特別企画
ランキングで振り返る、エンタープライズ/クラウド業界動向(4月~6月)
(2013/12/25 06:00)
【4月】
- 2
- 8
(04/11)
4月にはクラウドのセキュリティ団体発足に関する話題が1位に。2010年には国際団体・CSA(Cloud Security Alliance)日本支部も設立しており、クラウドセキュリティの監査やベストプラクティス形成、情報共有などに関する取り組みが進んでいる。
2位には、オラクルのSPARCサーバーの記事がランクインした。かつて一世を風びしたSPARCやSolarisの記事は未だに人気が高く、多くの読者にお読みいただいている。すでに自社では利用していない場合も多いはずだが、以前は何らかの形でかかわっていた方が、たくさんいらっしゃるのだろう。
4位に入っているWindows XPのサポート終了に関する記事も、年間を通して多くお読みいただいている。これは、身近な問題として非常に関心があるのだろう。
【5月】
- 2
- 3
(05/31)
- 6
(05/31)
ビッグデータ分野では、実際の利活用の話題も目立ってきた1年だった。1位に入ったのは、ビッグデータ利用時のプライバシーに関する意識調査に関する記事。ここでは意外なことに自分の生活者情報をビッグデータとして企業に活用されることについて、比較的抵抗感が少ないことが判明。もちろんプライバシー情報として一定の配慮が求められているが、「期待と不安が同程度」など期待も感じていることが分かった。
2位にはJR東日本が7000台のiPad miniを導入した話題が。3月にはANAによるGoogle Apps大規模導入の話題がランクインしたが、ここ最近、交通機関による大規模な事例を目にすることが多くなった。
8位のEMC ViPRは画期的なSoftware-Difined Storage製品として注目を集めた。ネットワークではSDNへの注目が増しているが、ストレージなど他の領域でも“Software-Difined”への動きは加速している。
【6月】
2014年は、ERP領域でのクラウド活用も進んだ一年だったといえる。SAPがクラウドへ本格的に取り組んでいるのも、大きな話題になった。AWSが中心だが、国内でもIIJなどが事例を発表している。