特別企画

ランキングで振り返る、エンタープライズ/クラウド業界動向(1月~3月)

【1月】

 日本IBMでも、今年はさまざまなクラウドに関する発表を行ったが、その戦略の元となる記者会見の記事が4位に入った。「SmarterCloud Enterpirse+」や「SmarterCloud nterpirse」といった個別のサービスにも注目が集まっているし、全てのクラウドサービスをOpenStackベースにするという3月の発表も、大きな話題を集めた。

 昨年に引き続き、スマートデバイスを業務に利用しようというソリューションも、数多く登場している。10位に入った富士ゼロックスのモバイルワーク支援ソリューションもその1つ。今年は、ソリューション、サービスが発表されただけではなく、実際に活用しているシーンを目にすることが多くなったのではないか。

【3月】

 Windows RTタブレットである「Surface RT」の国内発売を報じた記事が今月のトップ。この段階では、Windowsドメインに参加できないなど企業での利用には少し障壁があったものの、最新のWindows Server 2012 R2とWindows 8.1 RTでは新しいデバイス認証機能「ワークプレースジョイン」が利用可能になったため、これからは企業内での導入が進むかもしれない。

 ビッグデータというキーワードも、数多く誌面をにぎわせた。データベースも重要な要素の1つであり、マイクロソフトでは、SQL Serverを中核としたビッグデータへの対応を進めている。

編集部