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A10、「Thunderシリーズ」で第4世代アプライアンス6モデルを提供

 A10ネットワークス株式会社(以下、A10)は10日、アプリケーションサービスゲートウェイ「Thunderシリーズ」の共通プラットフォームとして、いずれも1Uサイズの第4世代アプライアンス6モデルを提供開始すると発表した。

 今回発表されたのは、エントリーモデル1つ、ミドルレンジモデル3つ、ハイエンドモデル2つの計6モデル。従来製品と比べて性能とプライスパフォーマンスが向上しているとのことで、最上位の「Thunder 7440(S)」では、最大220Gbpsのトラフィック処理、毎秒1050万CPS(コネクション/秒)、毎秒3億以上のDDoS攻撃防御性能(SYN/秒)を実現したという。

 OSはいずれも、A10の独自OS「ACOS(Advanced Core Operating System) Harmonyプラットフォーム」を搭載。すべてのThunderシリーズはデータセンター向けに効率的に設計されており、消費電力の低減、冷却効率の向上、ラックスペースの削減を実現するとしている。

 第4世代アプライアンスはいずれも、「Thunder ADC」「Thunder CGN」「Thunder CFW(Convergent Firewall)」「Thunder SSLi(SSL Insight)」の各製品ラインで提供され、価格は189万9000円(税別)から。

Thunder 7440(S)

石井 一志