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A10、ベアメタル版のThunder ADCを提供開始 CiscoやDellのハードウェアが対応
(2016/5/12 11:47)
A10ネットワークス株式会社(以下、A10)は12日、ベアメタルに対応した次世代アプリケーションデリバリーコントローラ(ADC)「Thunder ADC for Bare Metal」を発表した。同日より、日本市場で提供を開始している。
Thunder ADC for Bare Metalは、ユーザーが選んだサーバーハードウェアに導入するADC製品。仮想アプライアンスと異なり、仮想化を介さないソフトウェアとして提供され、A10 Thunder ADCアプライアンスの持つ豊富なアプリケーションおよびセキュリティ機能のすべてを利用できるという。アプリケーションスループットは最大40Gbps。
メリットは、ライセンス体系がハードウェアと切り離されている点で、別のハードウェアの移行も容易に行えるため、長期的な運用に対応。ユーザーは、自社のデータセンター向けに標準化されたハードウェアで必要に応じてADCを立ち上げることができるため、より効率的な予備機の配備が可能になるとしている。
なおハードウェアは、現在、Cisco、Dell、Ericsson、SuperMicroなどが提供するプラットフォームで動作するとのこと。