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ウォッチガード、最大11GbpsのUTMスループットを提供可能なハイエンドアプライアンス

 ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(以下、ウォッチガード)は1日、セキュリティアプライアンスの最上位モデル「Firebox M4600」と「Firebox M5600」を発表した。

 Firebox M4600/M5600は、大規模組織、あるいは重要な拠点を複数持つ分散型エンタープライズでの利用に最適な、モジュラー式の統合セキュリティアプライアンス。最大60Gbpsのファイアウォールスループット、最大11GbpsのUTMスループット(いずれもFirebox M5600の場合)を提供でき、高い性能に加えて柔軟性を備えているので、高性能アプライアンスを本社・本部組織に実装し、“ハブ”アプライアンスとして支社・支店など中小規模の拠点間の通信を管理させるハブアンドスポーク方式での利用にも適しているという。

 ネットワークインターフェイスは、1000BASE-T×8ポート、10Gigabit Ethernet(GbE)×4ポート(Firebox M5600のみ)を搭載。さらに2つの拡張モジュール用スロットを備えており、モジュールの増設により必要に応じてポート構成をカスタマイズできるほか、ネットワークの拡張時にも柔軟に適応していけるとのこと。モジュールとしては、GbE(光ファイバー)×8、1000BASE-T×8、10GbE(光ファイバー)×4の3種類が利用できる。

石井 一志