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ウォッチガード、AWSに最適化したセキュリティアプライアンス「Firebox Cloud」

 ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(以下、ウォッチガード)は3日、統合セキュリティアプライアンス「WatchGuard Firebox」シリーズにおいて、Amazon Web Services(AWS)環境に最適化した「Firebox Cloud」を販売開始した。

 Firebox Cloudは、ランサムウェア、標的型攻撃、ボットネット、クロスサイトスクリプティング、SQLインジェクション攻撃、およびその他の不正侵入などによる攻撃から、AWS上の仮想プライベートクラウド(VPC)を保護する製品。

 AWS環境内において稼働するように設計し、AWS向けに最適化したユーザーインターフェイスを提供。これまで、標的型攻撃対策アプライアンスのFireboxシリーズで提供してきた多層防御のセキュリティ機能を、パブリッククラウド環境にそのまま適用できる。

 ウォッチガード製品間のVPNトンネルにより、パブリッククラウド環境へのセキュアな接続を確立するためのプロセスを簡素化。Firebox Cloudを物理アプライアンスのFireboxシリーズと併用することで、仮想プライベートクラウド(VPC)を保護する上で必要となる専用製品が不要となる。また、Fireboxシリーズに標準装備されているネットワーク可視化ソリューションWatchGuard Dimensionに対応し、セキュリティ運用の可視化をシームレスに統合できる。