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MDMサービス「CLOMO MDM」、vProと連携した高度なWindows向け管理機能を提供
(2015/5/20 16:11)
株式会社アイキューブドシステムズとサイバートラスト株式会社は20日、法人向けのモバイルデバイス管理(MDM)サービス「CLOMO MDM」において、インテルのvProテクノロジーに対応したオプションサービス「CLOMO MDM Advance for Windows」を、5月27日から提供すると発表した。
アイキューブドシステムズの「CLOMO MDM」は、さまざまな端末を統合管理できるクラウド型MDMサービス。今回の「CLOMO MDM Advance for Windows」では、インテル vProに対応するとともに、インテル アイデンティティー・プロテクション・テクノロジー(IPT)に対応したサイバートラストの電子証明書とも統合・連携できるようになった。
これらにより、vPro対応のWindowsデバイスを活用する法人・教育機関に対し、1)vProプロセッサ領域への特別な証明書格納、2)vProプロセッサによる特別なリモート電源のON/OFF制御、3)vProプロセッサによる特別なリモートデスクトップ、が新たに提供可能になり、安全性をさらに向上する、従来よりも高度なデバイス管理機構として活用できるとしている。
このうち1)では、サイバートラストの電子証明書をvProプロセッサ内にある安全な領域に格納できるようになるため、従来のOS領域に格納した電子証明書よりも、なりすましや改ざんに対する安全性が高まるという。
2)では、デバイスの電源ON/OFFをリモートで強制的に制御できることから、電源コストの削減や業務効率の向上などを支援可能。3)を利用すると、遠隔地のデバイスに対して、特別なソフトウェアをインストールすることなく、リモートデスクトップを行えるようになる。この場合、ブルースクリーン状態など、OSが応答しない状態でもリモート操作を行えるメリットがあるとのこと。
「CLOMO MDM Advance for Windows」の価格は、1デバイスあたり月額100円(税別)、あるいは年額1200円(税別)。