「CLOMO MDM」新版、階層化されたポリシーの自動適用など可能に


 株式会社アイキューブドシステムズは8日、モバイルデバイス管理(MDM)サービス「CLOMO MDM」の新版を発売した。

 新版では、「ITポリシーの自動適用」「管理者権限の階層化」「ポリシー違反見地と通知」という3つの新機能を実装した。

 ITポリシーの自動適用では、組織や部門ごとの事前ITポリシー設定が可能。組織異動時に、その組織や部門に事前設定されたITポリシーを自動で適用できる。ポリシーがあらかじめ設定された組織や部門に対して新たに追加された端末には、そのITポリシーが自動適用される。

 管理者権限の階層化では、「管理者」「部門管理者」「オペレーター」という3種の権限構成とし、組織や部門を横断して端末管理を行う「管理者」の配下に「部門管理者」「オペレーター」などの階層化された権限を設定できる。

 また、ITポリシー違反検知と通知では、MDM管理サーバーと一定時間応答しない端末や、MDM管理対象外となった端末、Jailbreak/root化された端末を検知し、管理者へ通知できる。ただし、同機能のみ実装は5月15日からとなる。

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