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桐蔭学園でiPad授業、アイキューブドなど3社のサポート製品を採用

 学校法人桐蔭学園が実施するiPad活用型授業に、株式会社アイキューブドシステムズ、デジタルアーツ株式会社、株式会社Loiloの製品・サービスが採用された。

 教育現場におけるIT技術の導入を巡っては、文部科学省が「教育の情報化ビジョン」をとりまとめており、2020年までにタブレットを全生徒へ提供する方針が掲げられている。これを受け、桐蔭学園では4月から、中学校および中等教育学校の1年生全員にiPadを貸与し、授業や自宅学習に活用している。

 桐蔭学園ではiPadを500台規模で運用しており、これらの効率的な管理を実現すべく、アイキューブドシステムズのMDMサービス「CLOMO MDM」を導入。学習に関係のない機能の制限、アプリ配信などを管理できるようにした。

 フィルタリングサービスとしてはデジタルアーツの「i-FILTER ブラウザー&クラウド」を導入。アクセス可能なサイトをあらかじめ指定しておくホワイトリスト式ではなく、ブラックリスト式とすることで、幅広い情報収集のためのリテラシーを学べるようにした。

 Loiloからは授業支援アプリ「ロイロノート・スクール」が提供された。授業中の教材配布、教師から生徒への質問の結果を一覧化するといった機能を備える。

 アイキューブドシステムズ、デジタルアーツ、Loiloの3社は、他校への導入・展開に向けて、今後も協業していく計画。

森田 秀一