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NTT Com、法人向けサービスの各利用状況を一元管理できる無料ポータル

 NTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)は、同社の法人向けサービスの利用状況や故障情報を一元的にオンラインで閲覧できる無料ポータル機能「NTTコミュニケーションズ ビジネスポータル(以下、ビジネスポータル)」を10月31日より提供する。

 各サービスの利用状況や故障状況を閲覧できる機能を、1つのポータルサイトにシームレスに集約し、一元的な管理を実現する。多くの顧客は複数のサービスを同時に利用しており、サービスの状況確認などのためには、サービスごとのポータルサイトにそれぞれログインする必要があったが、そうした運用の手間を省けるという。

ポータル画面
利用イメージ

 多彩な情報を日本語/英語の二カ国語で表示。申し込みしたサービスの進ちょくが確認できる「申込状況一覧」、利用中のサービスの一覧に加え、利用トラフィックやクラウドサービスのVM数、ファイアウォールの状況などが確認できる「利用サービス・利用状況一覧」、サービス横断でトラブルチケットや工事計画を一覧で閲覧し、故障発生からクロージングまでオンラインで管理できる「故障状況一覧」といった機能が利用できる。

 対象となるサービスは、
・ネットワークサービス「Arcstar Universal One」
・クラウドサービス「Bizホスティング Enterprise Cloud」
・セキュリティサービス「WideAngle マネージドセキュリティサービス」
・仮想デスクトップサービス「Bizデスクトップ Pro Enterprise」
・ユニファイドコミュニケーションサービス「Arcstar UCaaS」
・企業向け外線サービス「Arcstar SIP Trunking」

 今後はグローバルに提供する全サービスをビジネスポータルで管理・状況確認できるようにする予定。パブリッククラウドサービス「Bizホスティング Cloudn」やデータセンターサービス、企業向け外線サービス「Arcstar IP Voice」、モバイルIP電話サービス「050 plus for Biz/W-mode」は、2013年度中に対応する。機能面でも請求情報の一覧やサービスの申込や設定変更がオンデマンドにサービスへ反映される機能、故障受付機能など順次拡充していく方針。

対応サービスと今後の予定

川島 弘之