BIGLOBE、IaaS「クラウドホスティング」向けのアプリストアを開設

　NECビッグローブ株式会社（BIGLOBE）は25日、IaaS型パブリッククラウドサービス「BIGLOBEクラウドホスティング」上で利用可能なソフトを販売する「クラウドアプリストア」を、3月12日より開始すると発表した。クラウドサーバーの構築・運用に必要なツール系ソフトと、中小規模企業の業務効率化を実現する勤労管理、営業支援、CMSなどの業務系ソフトを中心に提供していくという。

　「クラウドアプリストア」は、利便性の高いソフトをBIGLOBEが厳選し、BIGLOBEクラウドホスティング上での動作確認を行った上で販売するオンラインストア。動作確認済みであるため、ユーザーは必要な時にすぐ導入できるほか、各ソフトは月額課金で提供され、クラウド料金とまとめて支払い形式を採用したため、必要な時に必要な分だけ使えるクラウドサービスのメリットを、ソフトの利用においても生かせるとした。

　開始当初は、クラスタソフトの「CLUSTERPRO X」と、データベースソフト「SQL Server」の2つをラインアップするが、今後さまざまなソフトが追加される予定。ソフトの選定ではさまざまな面を総合的に考慮するとのことで、例えばウイルス対策、バックアップなどのツール系では、導入のしやすさだけでなく、拡張性など運用のしやすさを考慮するほか、業務系の営業支援ソフトでは、対応端末の幅広さや画面設計のわかりやすさ、実績のグラフ出力機能の有無などから、類似製品の中でもより高機能で使いやすいソフトを選定するとしている。