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BIGLOBEクラウドホスティングでCentOS 6とRHEL 6が利用可能に

 NECビッグローブ株式会社(以下、BIGLOBE)は25日、IaaS型パブリッククラウドサービス「BIGLOBEクラウドホスティング」で利用できるサーバーOSのラインアップに、「CentOS 6」「Red Hat Enterprise Linux 6」を追加すると発表した。さらに利用者ID(ユーザーID)を追加する際、コントロールパネルで操作可能な機能を管理者が制限できる「アカウント権限設定機能」も追加している。いずれも、同日より利用可能。

 今回、サーバーOSとしてCentOS 6とRed Hat Enterprise Linux 6が選択可能になったことで、ユーザー企業は、サーバー作成時にこれらのOSを選択し、CPU、メモリ、ディスクなどを必要に応じて組み合わせて利用できるという。

 価格は、1vCPU(1GHz相当)、512MBメモリ、40GBディスクの「ナノモデル CentOS 6(64bit)」が月額4725円、もしくは11円/時間。1vCPU(2GHz相当)、1GBメモリ、40GBディスクの「ベースモデル CentOS 6(64bit)」が月額9450円、もしくは20円/時間。1vCPU(2GHz相当)、1GBメモリ、40GBディスクの「ベースモデル Red Hat Enterprise Linux 6(64bit)」も月額9450円、もしくは20円/時間となる。

 一方の「アカウント権限設定機能」は、利用者IDごとに、コントロールパネルの操作権限を制限できる機能。業務内容に応じて権限を設定することにより、複数の担当者がいる場合でも、より安全にBIGLOBEクラウドホスティングを運用できるようになるという。

 具体的には、すべての操作が可能な「アドミニストレータ」、利用料が変動しない操作のみ可能な「オペレータ」、利用状況や料金などの閲覧のみが可能な「モニタリングユーザ」の3種類を設定できる。

石井 一志