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BIGLOBE、リモートデスクトップでOfficeを利用可能なクラウドサーバーを提供

 ビッグローブ株式会社(BIGLOBE)は4日、IaaS型パブリッククラウドサービス「BIGLOBEクラウドホスティング」において、リモートデスクトップ接続(RDS)でMicrosoft Office Standardが利用できるサーバーを、同日より提供開始すると発表した。

 このサーバーは、サービス事業者向けのSPLAライセンスに対応したMicrosoft Office Standardと、Windows Server RDSのライセンスサーバーをあらかじめセットアップしたもの。リモート接続するユーザー数に応じたライセンスを購入することで、PCやタブレットなどの複数の端末から、サーバー上のMicrosoft Office Standardを利用できるという。

 価格は、サーバー側の「Microsoft Windows Server 2012 R2 Office Standardサーバ」が月額1万6800円(税別)で、クラウドアプリストアからの購入となる。また、接続ユーザー数分の購入が必須となるクライアント側の「Microsoft Office Standard&RDSライセンス」は、1ライセンスあたり月額2400円(税別)で、コントロールパネルから購入できる。なお、サーバー側のライセンスには1ライセンス分が含まれているとのこと。

 加えて今回は同時に、BIGLOBEクラウドホスティングとは別のデータセンター上へデータを自動バックアップできるサービス「Dropmysite」を、クラウドアプリストアで提供開始する。提供会社はDropmysite Pteで、価格は10GBあたり月額250円(税別)。申し込み即日から利用できる。

石井 一志