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cstap、「安否確認サービス」新バージョン~津波に対応

 サイボウズスタートアップス株式会社は、「安否確認サービス」の新バージョン「バージョン3.5」を販売開始した。

 新バージョンでは、新たに津波情報に連携する新機能を追加。津波情報は、気象庁が発表する実測データを利用。特定の観測点に対して、1/3/5m以上の津波が発生すると、自動的に全社員に安否確認連絡が届く仕組みだ。これにより、地震発生時だけでなく、津波発生時の自動的な状況確認も可能となった。

 「安否確認サービス」は、災害時に従業員にメールを一斉配信し、安否確認・情報集計・対策指示を可能にするクラウドサービス。従業員は受け取ったメールからアンケートページへアクセスし、「無事」「負傷」といった項目に答える。

 「安否確認サービス」の料金プランはプレミアプランとスタンダードプランの2プランを用意。スタンダードプランでは、災害時の自動メール送信機能と、パンデミック時などに利用するメールの予約送信機能、安否確認メールに対する未回答者への自動再送信機能が省略されている。料金は、50ユーザー時でプレミアプランは月額8800円、スタンダードプランは月額6800円(いずれも税別)。初期費用や解約費用は無料。

 サイボウズスタートアップスでは新バージョンの発売に合わせ、8月末までに申し込むと、最大120日無料で試用できるキャンペーンを開始。9月1日の防災の日の訓練などで試用してほしいとしている。

フィーチャーフォンの安否確認画面
スマートフォンの安否確認画面
津波発生時の設定画面(管理者用)

工藤 ひろえ