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サイバーソリューションズ、ゲートウェイ型メール無害化転送システム「CyberMail-STG」

 サイバーソリューションズ株式会社は14日、統合型メールサーバーシステム「CyberMail」のラインアップに、「CyberMail-STG(Sanitizing Transfer Gateway)」を追加すると発表した。2017年1月の提供開始を予定している。

 CyberMail-STGは、受信したメールの無害化処理を行い、イントラネットセグメント内の既存メールサーバーへ転送するセキュリティゲートウェイ。現在の運用形態を維持しつつ、低価格・短期間に導入したいというニーズに応えて製品化された。自身はメールボックスを持たず、メールサーバーとの連携が前提。現在稼働中の既存メールサーバーと同一ドメインでの利用が可能になっている。

 具体的には、添付付きメールの添付ファイルを自動削除して転送したり、添付ファイルをテキスト化して本文末に挿入したりすることができる。またオプションを利用すれば、添付されたファイルをイメージ化して再添付可能なため、元メールの添付ファイルを確認することなく、元文書の確認および印刷を行えるとした。

 URLについては、単純にリンクを消すのみでなく、URLをクリックしても外部アクセスしないよう制御することができる。

 なお、添付ファイルの有無にかかわらず、全メールをイントラネット内サーバーに転送する仕組みにより、イントラネット内メールサーバーのチェックだけで、インターネットメールの受信状況も確認可能。ヘッダ情報を維持したまま転送することから、通常の返信処理で相手側への返信を行える点もメリットという。

 価格は、100アカウントで20万円(税別)から。